SAKE COMPETITION 概要

出品部門

SAKE COMPETITION 2025の各部門をご紹介します。

純米酒部門 日本酒の基本であって、コストパフォーマンスに優れ、また幅広い飲用温度帯で楽しめる日本酒が数多く存在するカテゴリーです。
純米吟醸部門 純米酒より一般的に香り豊かで、綺麗な酒質が特徴です。主力商品としての位置づけをしている蔵が多く、総じて、年間を通して楽しめます。
純米大吟醸部門 蔵を代表する酒として、持てる技術のすべてを注ぎこみ手間をおしまずに造られたまさに最高峰。原料となる酒米を高度に磨くことにより華やかな香りと透明感ある酒質が特徴です。
Super Premium部門 日本の「食」が世界を席巻する今日あって、切り離せない「日本酒」の世界における地位向上を目的とし、味わいはもちろん、全てにおいて他の酒類に勝る最高の日本酒を決めるために創設されました。
モダンナチュラル部門 伝統的な手法・思想にもとづいて造られながら、新たな価値を内包しているお酒に対して、今までとは異なる観点から評価を試みる部門です。

出品条件はこちらをご確認ください。部門別出品条件

審査方法

審査は予審、決審と2日にわけて開催。完全ブラインド、並び順もパソコンでシャッフルという厳正な環境下で行います。

~「純米酒」「純米吟醸」「純米大吟醸」「Super Premium」「海外出品酒」部門~

予審、決審ともにプラカップを使用し、5点法で審査します。

[5点法による審査基準の詳細]

1 香味の調和や特徴が清酒の品格及び飲用特性から特に良好である
2 香味の調和や特徴が清酒の品格及び飲用特性から良好である
3 香味の調和や特徴が清酒の品格及び飲用特性から普通(平均的)である
4 1,2,3以外のものでやや難があるもの
5 1,2,3以外のもので難があるもの

[上記審査用語の解説]

「香味」とは、上立香及び香、味、後味を指すものとする
「香味の調和」とは、上立香及び香、味、後味の個別の調和と全体の調和を指す
「香味の特徴」とは、原料米品種、酵母の種類や製造に由来する個性的な香味ではあるが、難点でないものを指す(濃醇な味や爽やかな酸味、メロン、グリーンアップル様の香りなど)「特徴」は、清酒の多様化及び新たな醸造技術の萌芽と育成を促すため取り入れる
「清酒の品格」とは、清酒が備えるべき優れた品質要件を指す(香りの上品さや優雅さ、味のふくらみ、なめらかさ、後味など)

~「モダンナチュラル」部門~

他5部門の5点法とは異なり、香り・味わい・総合的な評価の項目に沿って審査が行われます。
審査員は、日本のトップソムリエで構成されます。

審査員 (2025年)

SAKE COMPETITIONの審査は全国の技術指導者やその推薦で選出された蔵元、また日本酒業界で活躍する有識者で行われます。SAKE COMPETITION 2024の審査員をご紹介します。

~「純米酒」「純米吟醸」「純米大吟醸」「Super Premium」「海外出品酒」部門~

鈴木 賢二 / 福島県酒造組合 特別顧問
上東 治彦 / 高知県酒造組合 技術顧問
橋本 建哉 / 宮城県産業技術総合センター 総括研究員 酒造技術支援担当 
武田 文宣 / 群馬県立群馬産業技術センター 発酵醸造戦略係独立研究員 主幹
飛田 啓輔 / 茨城県産業技術イノベーションセンター
齋藤 良 / 長野県工業技術総合センター 食品技術部門 食品バイオ部 主任研究員 
大土井 律之 / 広島県立総合技術研究所 食品工業技術センター センター長 
山﨑 梨沙 / 広島県立総合技術研究所 主任研究員 
有馬 秀幸 / 山口県産業技術センター 企業支援部 食品技術グループ リーダー 
髙木 辰五郎 / 高木酒造株式会社
新澤 巌夫 / 株式会社新澤醸造店
渡部 七海 / 株式会社新澤醸造店
藤村 俊文 / 来福酒造株式会社
小林 麻由美 / 小林酒造株式会社
寺澤 善実 / 株式会社若松
小泉 文章 / 小泉酒造合資会社
大澤 実 / 大澤酒造株式会社
山田 英彦 / 磯自慢酒造株式会社
田中 悠一 / 加茂錦酒造株式会社
吉田 泰之 / 株式会社吉田酒造店
柴田 英道 / 平和酒造株式会社
髙木 加奈子 / 平和酒造株式会社
大西 唯克 / 木屋正酒造株式会社
高垣 幸男 / 月桂冠株式会社
明石 貴裕 / 白鶴酒造株式会社
浅野 徹 / 司牡丹酒造株式会社
利根川 千枝 / 酔鯨酒造株式会社
越智 稔 / 石鎚酒造株式会社
井上 宰継 / 株式会社みいの寿
勝木 慶一郎 / 京都電子工業株式会社
飯田 永介 / 株式会社岡永
長谷川 浩一 / 株式会社はせがわ酒店

*順不同

~「モダンナチュラル」部門~

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